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生産者紹介 生産者紹介

2021/06/25 11:12



美麗なサシが特徴の「佐賀牛」やブランド鶏「ありたどり」など、佐賀県内の数ある生産者から厳選した精肉を扱う上場食品。ふるさと納税では「プレミアムハンバーグ」や「肉しゅうまい」など、ボリューム満点の肉加工品にも力を入れています。“肉のスペシャリスト”として商品開発に挑む世戸耕平さんと西竜太郎さんに次なるアイデアや地元への思いをお聞きしました。


 

玄海町と唐津市のちょうど境目にある上場食品。工場にはレストランと販売所が併設されていて、ランチスポットとして多くのお客さんが訪れます。

工場では、色やサシの入り方など、細かくチェックして仕入れた肉を販売する分だけカット。高級肉はもちろん、販売所に並ぶお手ごろ価格のお肉でさえ艶やかな色合いで、品質へのこだわりと確かな目利きの腕が光っています。

「今の時代に合わせて、牛肉はあえて赤身が多いお肉を選ぶようにしています。5等級など品質が高いと脂の味わいもしっかり出るので、少量でもお腹いっぱいに感じるんですね。佐賀牛の一番美味しい部分を食べてもらいたいけれど、胃にもたれないように脂はひかえめにしています」




ふるさと納税限定のプレミアムハンバーグ


「ふるさと納税」に参入したのもかなり早い段階で、毎月厳選した部位が届く定期便も好評です。寄附者の皆様からの声には必ず目を通し、そこから新商品が生まれることも少なくありません。「レビューを読むと、お客様の食卓の風景も浮かんできて、次はこうしようかなと意欲が湧いてくる。時にはクレームもいただくことはあるのですが、それを解消できればもっと向上するはず。真摯に受け止めて、改善と商品作りを進めています」

最近のヒット商品は、佐賀県産鶏の焼き鳥セット。外食が難しいコロナ禍の自粛期間中におうちで気軽に楽しんで欲しいと販売を開始したところ、たくさんの注文が寄せられたそう。「届いた時にお客さんの期待を超えられるものを、という思いはいつも抱いています。見て、食べて、2回驚いてもらうのが我々の喜びですね」



 町立の保育園「あおば園」の給食。上場食肉のミンチを使ったハンバーグは子どもたちの大好物


ふるさと納税の寄附金の恩恵を受けて、地元でも子どもたちや高齢者の方への給食に上場食肉のお肉が使われ続けています。世戸さんも西さんも子どもの頃から当たり前のように上場亭のお肉を食べてきたそう。

自分たちが大人になってからは、その思い出が地域貢献への背中を押しています。

「子どもたちがこの町で育って、働いてくれれば良いなと思います。そのためには、町内での雇用の確保も大事ですし、なにより町が賑やかであるべきです。コロナ禍で経営は厳しいですが、3カ所あるレストランと販売所は続けて、企業として生き残っていくことが、皆様への恩返しになると考えています」




 


前向きな意見の通り、取材に伺った日も上場食肉で新商品の開発が進められていました。低温熟成により肉の旨みを引き出す「熟成肉」です。もともと質の良い佐賀牛が熟成を経て一体どんな味わいに変化するのか。お肉好きならずとも気になるところ。焼肉やBBQシーズンの目玉になってくれるのではないでしょうか。

最後に、世戸さんと西さんからこんなエールもいただいてますよ。

「今の世の中、皆さんなんだか元気が無いように感じるんですよ。だから、佐賀のおいしいお肉を食べていただいて、明日への活力になって欲しいですね」



上場食肉

佐賀県東松浦郡玄海町有浦上3082

https://www.uwabatei.jp