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生産者紹介 生産者紹介

2021/06/25 11:14

味噌を作るための加工場からスタートした「ふるさと発想館」。併設する販売所では、約35名のお母さん組合員と生産者による野菜やお菓子、お惣菜など、玄海町の特産品がずらりと並んでいます。

「いろどり野菜セット」の発送もこちらで手配されていて、その日一番おいしい野菜を厳選。珍しいものには調理法を記したメモを入れるなど、主婦目線の気配りも忘れません。

 


「“発想館”という名前は、玄海町の魅力を“発”信するという意味でつけられたと聞いています。地元はもちろん、町外の方にも“ふるさとの味”をお届けしようという思いが込められているんですね」そう教えてくれたのは、加工場の組合員の一人、松本静江さん。惣菜調理の担当である松本さんは、この日の午前中も100食以上のお弁当を作ったそうです。押し寿司やいり焼きなどの郷土の味や素朴なおかずが丁寧に詰められたお弁当は、玄海町の隠れた名物なんですって。「おいしくて安全なご飯で元気な毎日を送って欲しい」。お母さんならではの思いは「ふるさと納税品」の商品セレクトにも生かされています。


「生産者さん達は、土からこだわって無農薬に近い減農薬で育てています。この味の違いをお客様、特にお子さんがいるご家庭や若い世代の方にも知って欲しいと思って選んでいるんです」

毎日の食事に登場するからこそ、栄養たっぷりで安心できるものを。まるで自分の子どもに仕送りをするように、一つ一つの野菜を吟味しています。

 



「ふるさと発想館」に野菜を納品する生産者さんの畑も見せていただきました。

青々とした葉が茂るかぼちゃ畑でカラスと格闘しながら収穫しているのはさつきさん。定年退職後に山を切り開き、カボチャやニラ、アスパラなど、一年を通して10種類以上の野菜を育てています。

「農薬はほとんど使わず、自家製の堆肥で土作りをしています。あとは、ビニールハウスを再利用したり、ユンボを使って畑を作ったり、自分たちでやれることをこなして、なるべく経費削減にも努めています。その分、価格を抑えようと思って。お客様に安全な野菜を毎日食べて欲しいからね」この畑にも、食べる人を思う“お母さん感覚”が息づいているようです。

手塩にかけて育てられた野菜は、どれも自然の甘みや旨みがギュッと詰まった自信作。「ふるさと納税」のほかにも、玄海町の子どもたちや高齢者の方への給食にも使われているそうですよ。

 

夏を迎えるハウスや畑には、カボチャやアスパラ、ズッキーニなどがどっさり。

青々とした野菜が朝露を浴びてツヤツヤと光っています。



ふるさと発想館

佐賀県東松浦郡玄海町大字新田1802-1

https://www.facebook.com/Genkaifurusato/